業務用エアコンには壁掛けタイプだけでなく、天井に埋め込むタイプなど様々な機種があります。本体価格だけでなく工事費もタイプによって異なります。室外機の設置場所が高所だったり電源を新たに確保するなど、追加費用が掛かるケースもあります。どこまでが標準工事に含まれるのか契約前に確認してください。

業務用エアコンは一般的な家電量販店などではなく、専門の販売店で購入することになります。その際、出来るだけ工事まで自社で請け負える販売店で購入することをお勧めします。必ずしも下請け業者の工事技術が低いとは言えません。しかし設置後に不具合などのトラブルが起きた時、自社で工事を行う業者の方が責任の所在が明確で素早い対応が期待できます。

店舗や工場などに法人が業務用エアコンを設置する場合、本体価格だけでなく工事費なども含めた合計の金額が経費として計上できます。工事費を合計すると減価償却が必要になる場合は修繕費として計上することも可能ですが、自己判断せず必ず税理士などの専門家に相談してください。業務用エアコンは設置年数などで変わりますが、修理するより買い替えた方が全体の費用を抑えることになる場合が多いです。大掛かりな修理などは工事費も馬鹿にならず、部品の保有期間である9年を過ぎていると部品の調達も難しくなります。

省エネの効果が高い新機種を購入した方が、光熱費などランニングコストも含めると費用的に得になる場合が多いです。

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